湯灌について(家族葬・京都・まるいち)

湯灌の儀とは?

湯灌とはご遺体を入浴させて洗い清める儀式です。

大きな目的は衛生上の観点・宗教上の観点の2つに分かれます。亡くなったときから徐々に腐敗が進み出血や皮膚の変色等が起こる場合がございます。上記に対する処置は病院等で行われる場合がほとんどではありますが、ご納棺までに腐敗が進む場合もございます。湯灌を行い身体を綺麗にすることは変化に対しての保護手段の一つでもあります。

湯灌の儀式には、亡くなられた方が、来世に導かれるために現世の汚れを洗い清めるという意味と、赤ちゃんが産まれたとき、産湯につかるように、新たに来世に生まれ変わるためにという願いをこめて行います。

●湯灌の儀の流れ

1・訪問

湯灌専用特殊車両にて自宅・葬儀会館へ伺います。

通常セレモニースタッフ2名にて伺います。

2・準備

湯灌の儀のご説明を行い、浴槽を室内へ搬入設置します。

故人様の衣類の着脱のため硬直をときます。

3・移動

お肌を見せることなく、儀式用タオルをかけ故人様を浴槽まで移動します。

4・儀式

湯灌儀式の口上

ご家族・ご親族の方と心を一つにし、厳粛な湯灌の儀を始めます。

5・逆さ水の儀

ご家族・ご親族の方々に交替で足元から胸元に逆さ水をかけてお清めの儀式を行っていただけます。

6・洗顔・洗髪・顔剃り

シャンプーで髪を洗いリンスで髪を整え、洗顔、顔剃り(男性は髭剃り)を行います。

7・全身洗い

お体は左足から右足へと逆さの作法にしたがって全身を洗い清めます。

ご家族・ご親族の代表数名で最後に故人様のお顔を優しく拭いていただきます。

8・美容・着付

全身を洗い清めた故人様を移動し、衣装の着替えを行います。

髪をドライヤーで乾かしセットします。

脱脂綿詰め替え処置を行い、化粧をほどこします。

9・ご納棺

故人様をお棺に納めます。

一緒に副葬品を棺に入れます。

火葬に影響がでない品に限ります。

10・終了

つつがなく湯灌の儀を終了します。

湯灌で使用したお湯は全て除菌処理し、車両内のタンクに引き込み処理いたします。

湯灌の儀は必ずしもする必要はございませんが、故人様を最期にきれいにして旅立たせてあげたいと遺族の気持ちを叶えるものになります。

最期をきれいな姿で迎えさせてあげたいという気持ちであれば、湯灌の儀はご家族の思いに応える儀式となるのではないでしょうか?

【株式会社まるいち いほりホール】

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ページ公開日: 2022-05-16 
ページ更新日: 2024-06-10