危篤や死亡の連絡について(家族葬・京都・まるいち)
●危篤の連絡はつながりの深い人に
医師から危篤を告げられたら、まず息のあるうちに会わせたい人に、至急連絡をとります。
一般的に危篤を伝える順位は次の通りです。
①家族や近親者
血縁の濃い親族。3親等くらいまで。
たとえば別居している両親、子、兄弟姉妹、祖父母、孫、配側者の親や兄弟姉妹、おじ、おば、甥、姪など。
②特につながりの深い友人・知人
③勤務先、学校、関係団体などで、つきあいの深い人など
これはあくまでも目安となります。
本人が会いたがっている人、家族が知らせたい人に連絡することが大事です。親戚でも日ごろからそれほど親しくしていない場合は、特に知らせる必要はありません。また、さまざまな事情で交流はとだえていても、本人と深いつながりのある人、たとえば親、兄弟姉妹などには知らせたほうが悔いが残らないでしょう。
●死亡を知らせる範囲と連絡のタイミング
死亡を知らせるのは、臨終に立ち会えなかった家族、近親者、故人と親しかった友人・知人、勤務先、学校、関係団体などです。すぐに知らせる必要がある人と、通夜・葬儀の日程が決まってから知らせる人とに分けます。
故人がエンディングノートなどに、知らせてほしい人のリストなどを記していたら、必ず連絡をします。
遺族がすべての関係者に直接連絡するのは大変なので、それぞれ代表者2人くらいに通知し、その人達から他の人への連絡を頼むとよいでしょう。
必要であれば、葬儀などでお世話になることもある、隣近所や町内会にも連絡します。
近年では家族葬を希望されるケースが多いので
死亡のお知らせは親しい方のみにとどめ、葬儀後に死亡のお知らせをされるご遺族も多いようです。
葬儀社も家族葬と依頼され蓋を開けてみればたくさんの一般の方がお参りに来られると対応の準備が間に合わなかったり、中には一般葬として葬儀プランの変更を余儀なくされる可能性もあるかと思います。
なので生前中から家族葬でしたいのか一般葬にしたいのかを明確にしておく必要があります。
また菩提寺の僧侶、神官、牧師、神父など、葬儀でお世話になる宗教者へも連絡します。葬儀の日程などを決めるためには宗教者の予定を聞いておく必要があり、それを踏まえて葬儀社と葬儀の日程の打ち合わせをします。
●危篤、死亡の連絡は電話で
危篤の連絡は相手が目上であっても深夜や早朝であっても電話でかまいません。どうしても連絡が取れない場合はFAXやメールなどを使います。
「〇〇が危篤になりました。一目会っていただけませんか」と伝えたうえで
①危篤者のいる場所、住所、電話番号、交通機関、道順、病院の科名、病室番号など
②病状
③いつごろ来てほしいのかなどを伝えます。
死亡の連絡も電話でかまいません。
通常のあいさつは省き、深夜や早朝であれば
「深夜(早朝)に恐れ入ります」と失礼を詫び
「〇〇の長男の〇〇でございます。本日〇時に父が亡くなりましたので、お知らせいたします。」
というように伝えます。
葬儀日程が決まってから連絡する場合は、
「〇〇の弟の〇〇でございます。兄が本日〇時に死去いたしました。通夜は〇月〇日〇時から、告別式は〇月〇日〇時から、ともに〇〇会館で執り行いますのでお知らせいたします。」
というように伝えます。
葬儀の方式(仏式、神式、キリスト教式、無宗教式、お別れ会など)についても、知らせておいたほうがよいでしょう。
● 現金の用意が必要
病院への支払いや葬儀関係の支払いなどのために
通夜や葬儀の前に、ある程度まとまった現金の用意をしておきましょう。金融機関では名義人が死亡した事実がわかると口座が漢絡され相続人全員の同意がないと現金を引き出したり解約したりできなくなります。
「葬儀費用」として現金化できる場合もありますが、そのためには条件があります。口座が凍結される前に引き出す場合、相続トラブルにならないよう、何にいくら使ったのかの記録と領収証を保管しておきます。
●まとめ
いざ身内が危篤や死亡といった状況になると
すぐにどういった行動をとればいいか分からないものです。
やはり、もしもの時のためにあらかじめ、葬儀についてや菩提寺などお世話になる宗教者について、危篤や死亡時の連絡先リストなどの準備がとても重要です。
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ページ公開日: 2024-06-10
ページ更新日: 2024-06-12