京都市での火葬について(家族葬・京都・まるいち)

今回は京都市内にある京都市中央斎場についてのご案内です。

火葬場は、運営元の違いによって「公営」「民営」の2種類に分けることができますが、京都市にある火葬場「京都市中央斎場」は京都市が運営する公営の火葬場です。

公営ということで、故人が京都市民であれば格安で火葬ができます。

住民票が京都市内の方の火葬料金は

大人(満10歳以上)が20000円

小人(満10歳以下)が13000円

胎児は(妊娠4ヶ月以上)5000円

となっております。

しかし住民票の所在地が京都市外の方は

大人(満10歳以上)が100000円

小人(満10歳以下)が74000円

胎児は(妊娠4ヶ月以上)38000円

となり実に5倍以上の料金になりますので注意が必要です。

京都市内、唯一の火葬場である『京都市中央斎場』は東山区と山科区の中間の山中にございます。

自然に囲まれた広々とした空間で故人様と最後のお見送りをしていただけます。

火葬炉が計24基、告別ホールが4ヶ所と

遺族様が火葬までお待ち頂く時間も最小限となっております。

ですがいわゆる友引の翌日のお昼の時間帯は特にいろいろな葬儀会館から固まって故人様、ご遺族様が到着してしまうため、4カ所しかない告別ホールの順番待ちやひどい時には火葬炉24基が全て使用中の状態で火葬炉の空きを待たなければならない場合もございます。

と、いうのも京都市中央斎場は予約制ではなく先着順となっているため、このような告別ホール待ち、火葬炉待ちになってしまうのです。

友引の翌日の混雑を避ける解決策としましたら

・遺族様が納得の上、友引の日にご出棺する。

(友引の日でも火葬場が開いている日があります)

・朝一番にご出棺する。

(10時に受付開始です)

・遅い時間にご出棺する。

(16時半に受付終了です)

の3つが現実的で、到着が重なる11時、12時のご出棺を避けるのか1番の方法かと思われます。

もしもの時に友引の日が重なる場合には参考にして頂けたらと思います。

・火葬場での流れ

1.火葬場到着

担当者が受付を通します。

ご遺族様はご乗車のままお待ち下さい。

2.告別ホールへ移動

指定の告別ホールへ移動します。その際、担当者から駐車場のご案内等がありますので指示に従って下さい。

3.告別ホールでの読経、焼香(玉串奉献、献花)

告別ホールにて焼香をしていただき、故人様と最後のお別れをしていただきます。

4.火葬

最後のお別れを終えると故人様は荼毘にふされます。

ご遺体の状態や副葬品などの具合により様々ですが約1時間から1時間半ほど待合室でお待ちいただきます。

無料のお茶や有料のフードコートもございます。

5.収骨

ご収骨の準備が整いますと担当者がご案内いたします。

収骨室にてご収骨いただきます。

以上が火葬場での大まかな流れになります。

 

また京都市中央斎場は市営のため

・斎場内への飲食物の持ち込み

・斎場内での撮影

・指定場所以外での喫煙

以上が禁止事項となっておりますので注意が必要です。

さらに現在。新型コロナウイルス蔓延防止の措置として火葬場への同行人数の制限等がございます。

上限が15名となっており

その内、ご収骨までお待ちできる人数が10名まで(中学生以下2名まで、障害をお持ちの方の介護者1名までは10名+αでお待ち頂けます)

に制限されております。

また斎場へ乗ってこられるお車も宗教者含めて4台までと制限されております。

残りの5名様は告別ホールにて焼香をお済ませ頂き最後のお別れが終わられましたら、待合室に入る事なく速やかにお帰りいただく事となっております。

こちらの措置もいつまでと現状決められておりせんので、これからもしばらくはご遺族様には斎場同行されるご親戚様をご選定して頂かなければなりません。

弊社ではそういった葬儀に関しての段取りがスムーズに進むようお客様に寄り添った打ち合わせを心がけておりますので、疑問点などあれば都度お尋ねいただければお客様の不安を払拭しより故人様に向かい合う時間を大事にしていただける事かと思います。

ページ公開日: 2022-12-19 
ページ更新日: 2024-06-10